読む毒

イヌ

2020年1月の概観

  • 年始

年末ジャンボ宝くじを買った。初詣に行った。願い事はしても覚えられないのでしていない。

 

  • 生活環境

住所とは別に生活スペース(みのりのいえ)があったのだが去年12月末にそこが土地の持ち主から一方的に契約解除されてしまい今後の生活スペースがなくなる問題が発生した。今も解決していないので進行中となっている。この件は自分が生活スペースにしている家の契約主と土地の所有者との間でのトラブルであって,金額の大きい話なので私にはどうしようもない気がする…もちろん私が石油王とかであれば仕方があるが…。

それでそのうち引っ越すと言っていた友人とルームシェアをしようという話になりやる気を出していたが物件探して心が挫けて探す気がなくなった。今はなるようになれという気持ちでいる。

 

  • ゲーム

剣盾について

Switchを剣盾の販売と合わせて買ったので,ポケモンをポチポチやっている。基本的にはワイルドエリア散策・キャンプ・対戦を繰り返している。ポケモンにカレーを作って食べさせるのは電子ペットという感じがする。ポケモンの食中毒とか死とか気にしなくて良いので楽ですね...現実はそうでない。対戦はパーティを組むのが大変なので専ら旅パか借りパでやっている。他力本願。

上手く戦えると面白いし,知らない戦略(私がちゃんと対戦を勉強していないから知らないだけで大概はよくある戦略)を見たりするのも刺激的で面白い。みんなよく考えている。(自分も考えていくという主体感がない)

このように主体感なく対戦をしているので気持ち的にはトランプの大富豪をやっているような感覚に近い気がする。感覚の分析は難しく,何がどういった意味で似ているかは書かない。

剣盾から対戦環境がガラッと変わったと聞いたのが対戦をやることの心理的抵抗を減らした気がする。(知らない常識がたくさん自分以外に共有されている場所に無知なまま飛び込むことは怖いので)

今までの作品での対戦環境はあまり知らない。(ガブリアスがめちゃくちゃ強かったという噂くらいは聞いている。今のドラパルトのようなものなのかな。それとミミッキュの"ばけのかわ"が今作だとHPの1/8ダメージだが前作だと0ダメージだったと聞いている。)

そういえば当初はウッウの"うのミサイル"が最強だと話題だったが今はそういう話題を聞かないし対戦でもあまり見たことがない。ウッウはどうなったんだろうか…

 


フォートナイトについて

Switchだと無料でフォートナイトができるのでやっている。PUBG mobileで培った経験があまり生きておらず新鮮だと感じた。フォートナイトは全プレイヤーがオラついているゲームなのですごい。

 


テトリス99

一試合が短く終わるので上二つのゲームに飽きたときや直ぐに終わらせたいときにやっている。10位までは入れるがそれ以上にはいけない。Tスピンという本質的な技を理解していないので,いまの私は覇気を知らずに新世界に挑もうとしていたルフィや,念を知らずにやばいところに行ってたゴンとキルア,のようなものだと思う。

 

 

  • 買い物

MIDI鍵盤を買ったが動作不良だったのでそれを人に売った。新しいものは2月になってからようやく買えた。他には本をかなり買ったが思いの外読めていない。いま読まなくてもそのうち読むだろうという謎の予感がある。

ブックオフでプログラム意味論と今野 微分幾何がたまたまあったので買った。この辺は良い買い物をしたと思う。

それから基本情報技術者試験を受けようと思ってその分厚い参考書を買ったが,今期は試験を受ける気がなくなった。心変わりが早い。臨機応変に生きている。

 

 

  • アニメとか漫画とか

今期アニメについて

まどマギのオタクだったためマギレコを履修している。映像がよくて期待感が高かったが6話までを見て期待感の大きさと比較すると雲行きが怪しいと思っている。ソシャゲ特有の多すぎるキャラクターたちにある程度の見せ場を作らないといけないのがストーリーをうまく回すことと相反している気がする。そういう意味ではけものフレンズが1話ごとに新キャラクターとの出会い・そのキャラクターの掘り下げ・ストーリーの進行・別れを全部処理していたのは凄かったなと思う。
映像研も見たかったが1話を見逃して見逃し救済が見当たらなかったので今期の履修を諦めてしまった。

 


映画について

スターウォーズのエピソード9を見たかったがまだ見ていない。

メイドインアビスの劇場版を見てそのまま単行本の読んでない巻を買った。成れ果て村のあたりまではかなり前に連載をフォローしていたと思う。最新刊までの内容とほぼ重複していたので,もしかして連載ペースがゆるやか?

 


借りた漫画

友人が最近よく漫画をまとめ買いしているのでそれを借りている。フリーライド。

おやすみプンプン

終末を唱える謎の団体がプンプンたちと関わることなくフェードアウトしていったのが謎だったが,そういうところに必然性を与えないこと含めて"リアルな世界"っぽくしているのかなと思った。

 


アクタージュ

良かった。ざっくり言うと異常者が演劇という場で頭脳戦を繰り広げたり人間関係バトル・マウントの取り合いをする凄い漫画だった。5億年前から連載していると思ってたがまだ10巻くらいだった。

 


五等分の花嫁

かわいくてよかった。絵柄のかわいさを見て萌え♡ア・ニメ的なものだと偏見していた(とても後悔している)が,ラブコメが誤魔化しがちな恋愛の性質について真摯に向き合いつつラブコメディとして成立している真面目な漫画だった。かぐや様とかもそういう部類だと思う。21世紀は真摯に生きる人間の時代とツイッターに書いてあったけど,つまりこういうことだと思う。

五等分の花嫁は五姉妹とひとりの男が人間関係をして五姉妹のうち何人か(何人であるかはまだわからない。恋愛感情の有無を曖昧に描きそれを読者に考えさせることもラブコメの要素のひとつだと思う)が男に恋をする話で,連載はもうすぐ完結するらしい。

五等分の花嫁は主人公が五姉妹の誰かと結婚するということだけが最初から判明していて,そして「誰かを選ぶ」という行為の意味を雑に扱ってはいない話なので今後なにかしらの形で結着がつくのだろう。

そのとき本気で恋愛をしていたキャラクターたちが恋愛に失敗して「これも人生経験だよね」「本気で恋愛をしていた頃に遂げた成長は今後も変わらない大事なものだよね」「ていうかまだ諦める必要はないよね」みたいなことを言って良い話になっていくとして,それを自分が受け入れられるかはわからない…

 

 

  • 興味

新井朝雄の数理物理の世界を眺めて,新井朝雄はどうやら物理学における対称性のファンらしいのだが自分もそういうことに興味が出てきた。対称性というのはある種の変換に関して不変性を持つことだが,相対性理論においてはある種の物理規則がローレンツ変換によって不変という対称性があり,電磁気学ではマクスウェル方程式がゲージ変換で不変という対称性があるらしい。この辺の話題にはちょっと興味が湧いた。
一方で一科目しか履修していなかった物理の教養授業の期末テストが1月末にあったがサボタージュをしたので単位は未回収となった。
他には最近はシンプレクティック幾何に興味がある。解析力学のような物理理論がそのように非常に幾何的な形で記述されるらしいというのは興味深いし,その辺と複素幾何のある種のつながりが有名なミラー対称性とかになるらしい。まだ何も知らない…

 

 

  • 総括:平和。