読む毒

イヌ

2017年4月2日 出家・ホームレス・自殺(修正版)

こんばんは。

 

『出家・ホームレス・自殺』

 

これが何だか分かりますか?

僕に残された人生の進路です。今月中に具体的な行動を起こさなければならないところまで来てしまいました。今日はそのことについて、順を追って話そうと思います。それぞれの選択肢を1つずつ見直していきましょう。

 

さて、出家。出家するなら寺はどこがいいのでしょう。

Gautamaは偉大です。二千年以上かけて歪んできた彼の教えを日本で請うことにするのも良いでしょうを二千年前に死んだ人間に、人生の光明を求めるのです。

出家でググると、清水なんたらと幸福の科学のニュースがわんさか出てきました。幸福の科学は仏教ではないのだから、出家ではなく入福とかそういう言葉を使えばいいのにと思いました。本当に仏教に出家したいひとの邪魔になることを配慮してほしかったです。

 

ホームレス。ホームレスはどうでしょうか。

最低限として、食事と家と、勉強する時間は確保したいです。スマホもあれば何も言うことはありません。

ホームレスでそれらをどう確保するか、自分には検討がつきません。これはダメっぽい。

 

自殺は、自殺はどうでしょうか。

意外と死んでみたら天国があって、良いところかもしれませんね。

天国には大きな図書館があり、そこは静寂で、学生しかいません。私は本を数冊とって席につきます。天井の窓から心地よい日差しがさしこみます。

ポケットからイヤホンとスマホを出して音楽を聴くでしょう。

時間を忘れ勉強をします。ノートに文字と計算式が埋まっていきます。天国なのでシャーペンの芯は折れず、手も疲れない。ふと休憩を思い立って、外へ出ます。自販機で買った飲み物を持ち帰り、図書館のロビーへ戻ります。

閉館時刻の21時。外は暗く、私は自転車をこいで家へ向かいます。

途中でスーパーマーケットに寄るでしょう。夕飯を買うには遅い時間ですが、食材を買い揃えます。周りには仕事帰りらしいスーツ姿のサラリーマンが多く見られます。天国にも仕事があるのでしょう。食材もところどころ売り切れていますが、その中で最善なものを見分けて選んでいきます。

自宅に着き、天国で私は一人暮らしをしているでしょう。そこでは静かさが同居人です。静かさは私に話しかけてこないし、何もしてこないところが最大の魅力です。

冷蔵庫にいくつか食材をしまいます。残りはキッチンに残しておきましょう。私は35分かけて料理を作るでしょう。25分をかけて完食するでしょう。食器を水に浸しておき、デザートを食べながらスマホをいじります。今日勉強したことをツイッターかブログで報告して、いいねをもらいます。それから30分したら食器を洗い始めよう…

 

天国は良いところですね。行きたくなってきました。生きている我々に、天国がないとどう証明できるでしょうか。天国に行きたい。

 

しかし、よく考えると自分には天国に行ける保証がありません。

地獄に行くことになったら、嫌ですね。地獄では話の通じない無能な上司の下で働かなければいけません。そしては地獄ではクレーマーのような取引先や顧客と延々と対話をし続けることになります。それから職務内容も極めて無味単調だと感じます。そしてどんなに真面目にやっても税金と生活費で稼ぎの全てが消え、一方で上司は無駄なイベントで金を使ってばかりいます。大変ですね。

 

 

何故この話をし始めたのかの生命がまだでしたね。

有名な話ですが、私はいま浪人生活をしています。それから今現在、実家が生活保護を受けています。

 

生活保護では18歳の私は今月から一人暮らしを始めなければいけません。それは決まりです。

もし一人暮らしをせず、つまり実家で暮らしたいと思うのなら、就職が必要条件となるようです。バイトではダメで、就職なら良いらしい。

 

浪人生活をしている以上、就職というのは選択肢として悪手であり、労働をするとしても今まで通りアルバイトをするのが良いでしょう。

 

けれど、アルバイトでは実家暮らしが認められません。

というわけで、アルバイトをしながら新居を構える必要があるのですが、浪人バイトで家賃を払うのは重いでしょう。

理想は居候、あるいはシェアハウスとかルームシェアの形が良いでしょうか。

 

とは言っても4月になって探し始めたところで、(というか一年中いつだろうが、)条件の良い居候先やルームメイトなんてものは見つかり難そうです。

 

というかあんまり労働したくない。

 

上記より自分には労働で過ごす進路が詰んでいるように思えます。もちろん、進学だったら勉強だったりを捨ててしまえば手段はあるでしょうが、捨ててしまう気はありません。

残された手段は、出家・ホームレス・自殺というわけですね。そんな話を親としていました。

 

出家・ホームレス・自殺からどれを選ぶか、選択を早いうちに決断する必要がありますね。私のような社会不適合者は皆さんのためにさっさと死んだほうが良いと言われるでしょう。至極真っ当な意見ということになるかもしれません。

 

私としては真っ当な意見に反対し、なるべく少ない労働で生活費を賄い、勉強をして生きたい気持ちがあります。理想を言えば誰かに経済的依存をした形で生きたい。出世払いでどうにかなりませんか。

 

なんてことを言ってられる時間も、もう無いのですね。次の水道代を払うときまでに具体的な手段を提示しなければ、我が家の水道は止まるかもしれないし、住所もなくなるかもしれませんから。大変ですね。

 

具体的な手段とは、何度も言ってる通り、出家・ホームレス・自殺です。

最も無難なものを選ぶなら……

 

 

音楽で食ってくか。